SRC基礎のメリットとデメリット

「ベタ基礎」と「SRC基礎」の違い

これまで注文住宅を建てる際は、ベタ基礎という基礎工法が使われることが一般的でした。

ベタ基礎とは、家の床下部分全体を鉄筋が入っているコンクリートで覆い、床下空間を設ける工法です。
コンクリートと共に設置した防湿シートが地中からの湿気を防ぎ、床下空間にある通気孔が通気性を高めてくれます。
構造的に強いとされてきたため人気がありましたが、通気孔から侵入した湿気による床下内の結露やシロアリの発生など問題が発生することもあり、定期的なメンテナンスが必要でした。
また、構造的に長期に渡って床の水平精度を維持するのが難しく、歪みが生じやすいのも特徴です。

一方、SRC基礎はベタ基礎とは逆の仕組みで、床下に砂利やコンクリートを敷き詰める完全密閉構造になります。
ベタ基礎は日本の風土にも合っているとされてきましたが、技術の進化や発展により誕生したSRC基礎の方が優れた性能を持っていると注目を集めてきました。

注文住宅

SRC基礎のメリットとデメリット

では、SRC基礎にはどのような特徴があるのでしょうか?
SRC基礎は時代にあった基礎工法として広まりを見せています。 注文住宅を建てる際の基礎工法にお悩みの方も、ぜひ参考にしてみてください。

■メリット
・湿気、シロアリの防止
SRC基礎の場合、床下が存在しないので湿気やシロアリが侵入しにくいです。

・蓄熱、耐震効果
また、敷き詰めたコンクリートにH型鋼材を組み込むので強度が高く、地中からの熱を伝えやすいので天然の冷暖房効果が期待できます。
さらに、注文住宅の基礎部分が地盤と一体化しているので耐震性が高く、揺れを抑えて振動を吸収してくれます。

・浸水回避 床下自体が存在しないので床下浸水の心配もありません。
せっかく建てた注文住宅を大雨などの災害から守ることができます。

■デメリット
SRC基礎だと床下部分全体に砂利とコンクリートを敷き詰めるため、ベタ基礎工法に比べて施工会社の工数が増え、注文住宅の工事期間が長くなるというデメリットがあります。
しかし、床下自体が存在しないので注文住宅が完成した後にはメンテナンスの手間やコストは安く済みます。
そのため、工事期間さえ気にならなければメリットの部分が大きいと言えるでしょう。

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