SRC基礎の流れ

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SRC基礎の流れ

01根切工事

基礎の外周部や地中梁部を所定の深さまで掘削します。

施工現場
根切工では地面に対する基礎の高さにて必要な深さまで地面を掘り下げる作業を行います。
※地盤改良を行った場合は杭頭が直接基礎コンクリートの底盤面に接する様に掘り下げる必要があります。

02砕石敷き均し

基礎コンクリートの下部に砕石を敷き固めます。

施工現場
砕石を10cmの厚さに敷き固めます。ランマー転圧を繰り返し、その後プレートにて再度締固めます。
写真はSRC基礎の施工状況です。

03捨てコン打設・立上り配筋

基礎の立上り部の配筋を行います。

施工現場
砕石の上に捨てコンを打設し、外周部と地中梁部の配筋を行います。
鉄筋の径や配筋ピッチ、定着、かぶり等は設計図書の通りとし、第三者の検査を実施致します。

04型枠組立・コンクリート打設

基礎コンクリートの型枠を組み立て、コンクリートを打設します。

施工現場
コンクリートを流し込むための型枠を組み立てます。
枠の内側がそのまま基礎コンクリートとなりますので寸法等は充分注意が必要です。
また、型枠内の配筋もかぶり厚をしっかり確保し施工致します。
型枠の組立が終わりましたら生コンを打設致します。

05型枠解体

基礎立上り部の型枠を撤去致します。

施工現場
型枠の撤去はコンクリートの強度が5N/m㎡以上になってから行います。
その時期は、おおむね平均気温が10℃程度で約2.5日間程経ってから撤去致します。
※弊社では約600℃時間が目安です。
写真にて基礎の立上り上部から突き出ている鉄筋がありますが、これは差し筋です。
最終的にはスラブ筋として一体となるものです。

06埋戻し・砕石敷き固め・スラブ配筋

土を埋戻し後、砕石を敷き固め、鉄筋を組立てます。

施工現場
建物の床下部へ所定の高さまで土を埋戻し締固めます。
その上に砕石を厚さ20cm以上で敷き固めます。
その上に防湿シートを敷き詰めスラブ配筋を行います。
※給排水管等は土の埋戻し前に先行配管しておきます。
鉄筋は地盤面から60mm以上の被り厚さを確保し、設計通りのピッチにて配筋します。
このSRC基礎は通常のベタ基礎を天地逆転させた様な形状となり、床下のスペースが無い為、地熱(夏は涼しく・冬は温かい)を利用し、地震にも強い性質を持ち合わせた基礎です。

07土台敷き・床暖配管

スラブコンクリート打設前に土台敷き及び床暖配管をします。

施工現場
第三者による配筋検査に合格したら、まず土台を設置していきます。
土台の設置は基礎に埋設されたアンカーボルトにて強固に固定します。
土台の設置が終わったら床暖房の配管を行います。
配管はスラブ鉄筋の上部(スラブコンクリートの厚みのほぼ中心)に一定の間隔を保つ様に配置していきます。
SRC基礎の床暖房は1階床全面です。
この後、柱や壁が乗る部分にはH型鋼材を設置致します。

08スラブコンクリート打設

スラブ部分のコンクリートを打込みます。

施工現場
コンクリートはバイブレータを使用し、充分締固めながら施工します。
その際、定規ズリを行い平坦に仕上げていきます。
コンクリートは乾燥するにつれ収縮しますので仕上がった状態で仕上面が平坦になるよう充分注意が必要です。
打設が完了しましたら充分な養生期間を設け、いよいよ上棟となります。

09上棟

いよいよ上棟です!

施工現場