注文住宅で意識するべき風水の話
家と風水の関係とは?
風水とは家の中の「気」の流れを良くすることで、その家に住む人の人間関係や金運が良くなるように働きかけていく考えのことです。
風水は家具の色や配置だけでなく、方角や間取りにも存在するため、間取りを自由に設計できる注文住宅は比較的取り入れやすいと言えます。
しかし、注文住宅とはいえ、間取りをすべて風水によって決めてしまうと家族の生活に影響が出ることもあります。
風水を重視するばかりに家族が不便を感じるようでは意味がありません。
注文住宅に取り入れる際は、利便性とのバランスを考えながら取り入れるようにしましょう。
・玄関
家の顔でもある玄関は風水でも良い「気」を迎え入れるという大切な役割があります。
朝日が入る東向きで、1日を通して日の光が差し込む造りが望ましいとされています。
注文住宅でも土地の条件によっては玄関の位置を調整できない場合があります。
そんな時は悪い「気」を押し流せるよう風通しを良くして、日光の代わりに照明を付けましょう。
普段から掃除をして綺麗にしておくことも大切です。
・寝室
寝室は「気」を温存する場所と言われています。
そのため、寝室のドアの向かいに別の部屋のドアや階段がある間取りは「気」が漏れてしまうので良くないとされています。
また、ベッドを大きな梁の下に置かない、ドアの正面に置かないようにすることで「気」を保つことができます。
注文住宅を建てる際は寝室の間取りに気を配ってみましょう。
・キッチン
火を使うキッチンは風水上、財産を守る場所と言われています。
風が入ると火が安定しなくなり漏財になるとされているので、注文住宅を建てる際にはガスコンロのそばに窓がある間取りは避けた方が無難です。
また、キッチンはその家に住む女性に影響してきます。
キッチンの入り口正面に冷蔵庫がくるような間取りの場合、冷え性の女性に良くないと言われているので家電の配置も工夫してみてください。