SRC基礎

SRC基礎とは

この工法は1980年頃から施工され、北は北海道から南は沖縄県まで、全国の工務店で採用されております。
水害等の耐久性に優れ、湿気、シロアリ、腐朽に強い特徴を持ちます。
また、天然の冷暖房効果があり、お客様の暮らしを豊かにします。

構造

SRC基礎は、床下の部分を砂利で満たし、コンクリートで蓋をした完全密封構造です。
安定した低重心の基礎は、揺れや騒音を抑える効果を発揮するとともに、外からの冷気や湿気もシャットアウトし、建物を長持ちさせます。
地中の熱を床下の砂利に溜め込むことで、一階全体に天然の冷暖房効果を発揮し、効率の良い冷暖房が可能です。

SRC基礎の特性

01湿気から守る

02シロアリ・腐朽菌から守る

03完全密封構造で湿気をシャットアウト!


シロアリや腐食を防ぎ、建物を長持ちさせます。
床の下地がコンクリートのため、ゆがみ、ひずみ、ふけ、くされ、床鳴りなどが起こりません。
床下の薬剤処理やメンテナンスコストもかかりません。
車イスなどの使用も心配がなく、ピアノや大型家具なども補強が不要で、設置場所が限定されることもありません。

04水害から守る

SRC基礎は床下が無いため、床下浸水が起こりません。

SRC基礎


床下を砂利で敷き詰め、コンクリートで密封しているので、床下浸水が物理的に発生しない構造。
床上浸水時も一般の基礎よりも修繕費の負担を軽減。

べた基礎


雨水だけでなく土砂や汚泥も流れ込む為、床を剥がして排出や消毒作業、床下の修繕等を行わなければならない。
被害状況にもよるが、修繕費用が数百万となることもある。

雑誌等のメディアでも注目されています。

05熱中症や底冷えから守る

地中の温度は、井戸水のように夏冷たく冬暖かい


基礎と地盤が一体化することで、地中熱が伝わり床下を蓄熱します。

SRC基礎 蓄熱式温水床暖房の仕組み


巨大な蓄熱層の一部である床下地コンクリートの中に温水パイプを入れ、50℃以下の温水を流して床面をじんわり温め、一階全体をマイルドに暖めます。
元々持つ蓄熱性により床暖房効果を最大限に高め、一階の部屋間の温度差を少なくし、ほんわりとした暖かさを維持します。

06一階全面床暖房

コンクリート内に床暖房パイプを継ぎ目なく入れることにより、居室だけでなく洗面室、トイレ、廊下など一階全てに床暖房が入り、部屋間の温度差を少なくします。

従来基礎との比較・優位性